「要件定義」って、お客様の希望を全部聞くことじゃないんですか?

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今日は「要件定義」という打ち合わせに参加しました。

お客様から、

「ここは自動にしたい」

「この画面も欲しい」

「このデータとも連携したい」

と、いろいろな希望が出てきます。

私は隣で一生懸命メモしていました。

すると、向かいに座っていた上司が、

「いいじゃん!全部できるようにしようよ!」

と元気よく一言。

えっ、全部できるんだ。

すごい。

横を見ると、いつも教えてくれる先輩は無言でした。

……なんだか顔が笑っていません。

打ち合わせが終わってから先輩に、

「全部作ることになったんですね!」

と言うと、

「いや……要件定義って、そういうことじゃないんだよ。」

とのこと。

お客様から出た希望について、

本当に必要なのか。

システムで対応するのか。

予算やスケジュールで実現できるのか。

そういったことを整理して、

「今回はここまでやる」

を決めていくのが要件定義なんだそうです。

「じゃあ、“できたらいいな”と“作ります”は違うんですね。」

「そう。そこはすごく大事。」

なるほど……。

私は、お客様の希望を全部メモすれば要件定義になると思っていました。

そのとき、少し離れたところから上司の声が。

「細かいところはSEと相談して、いい感じにやっといて!」

先輩はしばらく無言でした。

……要件定義については分かってきましたが、

「いい感じに」の要件だけは、まだ誰にも定義できていないようです(笑)

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