「今と同じで」なら、簡単なんじゃないですか?

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今日は新しいシステムについて打ち合わせです。

お客様から、

「この業務は、今のシステムと同じようにできれば大丈夫です。」

と言われました。

私は、

「同じなら、新しく考えなくていいから簡単そうですね!」

と少し安心。

すると先輩が、

「その“同じ”が一番難しかったりするよ。」

と言いました。

えっ?

先輩が、

「今はどうやってるんですか?」

と聞いてみると、

お客様から、

「担当者がExcelに出して、ちょっと直してから登録しています。」

との回答。

……システムだけで終わってない。

さらに聞くと、

紙に書いたり、

担当者だけが知っている手順があったり。

「今と同じ」の中には、

システムの外でやっている作業まで含まれていた

んです。

だから要件定義では、

「今と同じですね」で終わらせず、

実際に今どうやっているのか

を確認することが大切なんですね。

すると上司が、

「今と同じなら、そこは今まで通り対象外にすればいいじゃん!」

と一言。

私も、

「今までシステムでやっていないなら、それでいいんじゃないですか?」

と少し納得していました。

すると先輩が、

「……そこも確認が必要です。」

「今まで対象外だったから、次も対象外でいいとは限らないんですか?」

「そう。せっかくシステムを変えるなら、今まで手作業だったところをどうするかも考えないとね。」

なるほど……。

「今と同じ」=「今までのやり方を全部そのまま残す」

ではないんですね。

今の業務をちゃんと確認して、

残すもの、変えるもの、システム化するもの

を決めていく。

それも要件定義の仕事なんだそうです。

上司は、

「でも対象外にした方が楽じゃない?」

とまだ言っていました。

先輩の顔を見ると、

今日も笑顔でした。

最近、その笑顔が一番怖いです(笑)

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